ムンク展に行ってきました。初心者でも楽しめる4つの見どころとは?【予備情報もあるよ】

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こんにちは、しいたけ夫です。

今日は休みにしては早い時間に起きました。正月からのダラダラが抜けきっていないので、朝活とまで早くはないが、朝昼活ぐらいの感じでブログを書いています。

さて、昨日はムンク展に行って参りました。「え、しいたけ夫ってそんな絵画にも興味が?」と自分でも突っ込みたいぐらいですが、実は嫁が絵画が好きでついて行っただけです。

前回12月にピエール・ボナール展にも行ったのですが、

何れにしても感想としては、部分的に楽しい。

 先に言っていきますが、しいたけ夫は今まで絵画に興味も無ければ、こういう展覧会というのか、にも行ったことはありませんでした。

今回ムンク展での見どころを紹介していきたいと思います。事前に知っておくとムンク展がちょびっと楽しくなる予備情報も紹介するよ!

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ムンク展とは?

ムンク展

開催日時:2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
場所:東京都美術館 【最寄り駅:上野駅より徒歩5~8分程度】
開室時間:9:30~17:30(最終入場は17:00)
料金:前売券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
団体券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円

www.tobikan.jp

相変わらず終了間際とか、物事が終わった後とかによく紹介するしいたけ夫。その辺はご容赦下さい。

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ムンク展の前にムンクとはどういう人物?

エドヴァルド・ムンク(1863年12月12日-1944年1月23日)はノルウェーの画家、版画家。代表作は1893年に制作した《叫び》。ムンクはノルウェー国内だけでなく、フランスやドイツなど国際的に活動した。

 

ムンクは、自身の慢性的な精神疾患、遺伝的欠陥、性的自由、宗教的理想など、人間性や死に対してして多大な関心を持っていた芸術家で、こうした主題を強烈な色彩や半抽象的なフォルムで、女性のヌードやセルフポートレイトを描いた。

 

また、内面を表現するのにもっとも説得力のあるポーズを探求した結果、頭を両手で抱えたり、どこか演劇のステージ上に立つ役者たちのようなオーバーアクションで描かれる点がほかの作家と大きく異なる。《叫び》における頬を両手に当てたポーズは、のちに映画『ホーム・アローン』などでも使われており、その後のポップ・カルチャーへの影響も大きい。

 

ポール・ゴーギャン後期印象派からの影響が強く、美術史のなかでは後期印象派時代の象徴主義表現主義の作家として位置づけられている。

 

ムンクの内面不安の表現は、のちにシュルレアリスムフォーヴィスムドイツ表現主義など、その後の新しい世代の表現主義作家に大きな影響を与えた。ノルウェー国内においては最初の象徴主義の作家とされている。

引用元:【美術解説】エドヴァルド・ムンク「ノルウェーを代表する表現主義」 – Artpedia / わかる、近代美術と現代美術

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ムンクの【叫び】という作品が有名ですね。これ勘違いしている人も多いと思うのですが、【ムンクの叫び】という作品ではなく、ムンクが描いた【叫び】という作品です。 

この作品を見ても分かる方もいるかと思いますが、ムンクは内面の不安さを表現している作品が多い。

それは過去のムンク自身の生い立ちにも関係があるのですが、彼が5歳の時に母が結核で亡くなり、14歳の時に姉も結核で亡くなっている。

更に「父親は神経質で異常なほど宗教的な人間」だとムンクも話しており、父親からエドガー・アラン・ポーの怪奇小説を読まされたりと悲観主義の原因ともなっている。

特に母・姉の死に関しては印象深いためか時々作品にも登場している。

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エドヴァルド・ムンク《病気の子ども》(1885-1886年)

とても闇が深い作品が多い という印象。

 ただ、そういう感性が人々の不安な心や、悲観的な考えに対して、共感出来る作品が色濃く出来た要因かもしれません。

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ムンク展の見どころとは?

 1.ムンクの有名な作品、【叫び】は一見の価値あり。

展覧会中盤ぐらいにある、ムンクの【叫び】は大行列が出来ています。作品を最前列で見るとなると土日とかだと、10分以上は並びます。

【叫び】と共に、【絶望】・【不安】も一緒にその場で見れます。

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    【絶望】          

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    【不安】

今回来日したムンクの【叫び】はオスロ市立ムンク美術館所蔵のテンペラ・油彩画の【叫び】であり、今回は初来日になる。

2.【叫び】は4種類ある?

有名なのが今回来日したテンペラの【叫び】である。

テンペラとは…テンペラ画とは一体何なの?技法や歴史を分かりやすく解説! | アクリルラボ

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     〈テンペラ〉

その他にも、下記3種類があります。

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  〈パステル〉    

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     〈油絵〉 

        
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   〈リトグラフ〉

連作になっており、色々なタッチや描き方の違いなどを楽しむことが出来る。

3.連作シリーズは他にもある!

【接吻】という作品や、【吸血鬼】(愛と痛みという作品かも)など連作で技法を変えて同じ題材のものを描いた絵が多く展示してあります!

実際、しいたけ夫は技法等々わからないにしてもこれが一番面白かった。1つの絵を描くのに、同じものを題材にしてを描いているのに、描き方で見る側の感じ取り方が違うなんて思いもしませんでした。

上記の【接吻】や【吸血鬼】は今回のムンク展でも展示していますので、是非ご覧ください!

4.その他

ムンク展のグッズがたくさん販売していました。

・叫びTシャツ

・ムンクの叫び空気人形

・ポストカード

・ポスター・・・etc

今回はポケモンとコラボのようなキーホルダーのガチャとかもありましたね。しいたけ夫は見るだけで満足したのでとりあえず何も買いませんでした。(ですので写真がなくてごめんね)

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まとめ

 いかがでしたでしょうか。

少しでも面白そう!と思った方はこの3連休行ってみてはいかがでしょうか。今週行けない人も来週の土日もやっていますのでご検討ください。

正直期待せずに行ったのですが(嫁よすまん)、部分的に楽しむことは出来ました。ムンク自身の精神の不安定や、闇の深さが作品に出ており、それが絵のタッチなどで表現できるところに初心者ながら感動しました。

しかしながら、予備情報は必要かと思いますので、簡単にはなりますがこの記事を見てから是非、ムンク展に行ってみてください!

それではまた!

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