今話題の年齢別の事故発生率について調べてみました。若年層と高齢層との差はそんなにない?

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しいたけ夫
しいたけ夫

どうも、しいたけ夫です。

少し過ぎてしまいましたが、世の中では池袋の某上流階級の高齢者の車での事故が話題になっていますね。

確かに高齢になると判断能力が鈍り、事故を起こしやすいと言われていますが、感覚値で皆話してをしているような気がしますので、ここで数値を元に考えてみたいと思います。

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年齢別の事故発生率について

まずはこのデータをご覧ください

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引用元:警察庁交通局 平成29年中の交通事故の発生状況

このデータを見て皆さまびっくりしませんか?

このデータは原付以上の免許を持っている人の10万人当たりの事故発生率です。なので年齢層別に免許証の保有率が違っても、発生率ですので出てくる値は正確なデータになります。

このデータによると、

・1位が16~19歳
・2位が20~29歳
・3位が80歳以上

免許証の取得時期にもよるとは思いますが、取得してからあまり日数が経たず不慣れが人が運転をすることによって事故をした件数が一番多いようです。

なので若年層が1位、2位という順にきていますね。

その次にきているのが3位の80歳以上の人たち。これはやはり高齢による判断能力の低下やアクセルとブレーキなどの踏み間違いなどの運転ミスが多いのではないのでしょうか。

今回、問題となっているのは高齢の人たちの運転事故について。70~79歳の人たちのデータを見ても他の年齢層と大して件数は変わらないのでここでは無視します。

このデータを見ると80歳以上の人たちよりも若年層16~29歳の方が圧倒的に件数は多い結果となっています。それなのに何故高齢者ばかり免許返納しろ!などと騒がれているのでしょうか。

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高齢者層に対して感情論的な問題

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今回池袋の事件に関しては、87歳の人が2歳の子供のその母親を引いて、命を落としてしまったことが大きく騒がれる原因となっています。

色々考え方はあるのですが、

・後先短い87歳が人生これからという2歳の子とその母親を殺してしまった。
・また子と妻両方を亡くした父親…

など可哀想という感情論的な部分が問題になっているような気がします。

亡くなった命に対して、加害者側が何歳であろうと正直関係ありません。亡くなったという事実がそれでどうにかなる問題ではないです。それは亡くなった人の年齢も関係はありません。誰かにとって大事な命だったのだと思います。

今回は上記で話したような、一般的に後先短い87歳が2歳とその母親を交通事故で殺めてしまったことに焦点が置かれています。

そこから派生をして、メディアが高齢者の事故などを多く取り上げるため視聴者の感覚として高齢者の事故が多い!という印象操作させてる気がしてならないです。

またそこから派生して、

・高齢者は事故を起こさない自信がある
・免許を自主返納しろ!

だとか別の事柄に話が逸れていってしまっている気がします。これはしいたけ夫の考えなので適当に流しておいてください。

 

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まとめ

今回本当に考えていかないといけないのは、「どうやったらこのような悲しい事故を減らすことが出来るか?」です。

メディアの印象操作で高齢者の事故率が高いと勘違いをさせられてしまっている人や、何も具体的な数字を持たずに感覚値で話している人が多いような気がしてならなかったのでこの記事を書いてみました。

上記のデータを見ても高齢者層の事故率を注目するより、若年層(16~29歳)の運転事故をどうしたら減らせるのか?それは教習所での方法なのか、運転する車側の制御(自動ブレーキや安全対策)で更に減らせないのか?を考えるべきです。

但し上記のデータを見ても年々原付以上の乗り物での事故発生率は減っている傾向にあります。車の方が進化しているのでその効果かな?とも思いますが。

油断や慢心というのは高齢者に限ったことではありません。若いし運転にも慣れているから大丈夫という皆のそういった油断・慢心が事故に繋がるのです。

そういった意識改革というのはやはり教習所なのですかねー…具体的な策が分からないのでしいたけ夫にもどうしようもないですが。

とにかくみんな気を付けて運転しようね ってことです。しいたけ夫も最近運転する回数が減っているから気を付けなければ…。

しいたけ夫
しいたけ夫

それではまた!

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