手段が目的になってはダメなのは分かっているが何故皆出来ないのか?

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しいたけ夫
しいたけ夫

どうも、しいたけ夫(@shiitakeo0326)です。

最近興味本位で国会議員のTwitterをフォローしているのですが、国会議員の役割(目的)は法の改正等を通じて「国民の暮らしを豊かにする」的な、国民目線に立つことが主だと思っています。

最近野党が「自民党を倒す!」的な発言をしており、それって国会議員の目的としてどうなの?と思ってしまいました。

自民党を倒すことが結果的に国民の暮らしを豊かにするという考えだと思うのですが、発言から目的に到達するまでの手段が、既に目的になっているように読み取れてしまいます。

もちろんTwitterは文字制限があり、全てを伝えるのは難しいのですが、影響力がある人はその中でも上手いこと自分の考えを誤解なく伝えていくことが重要だと思っています。

ただこの場合は本当に国民の暮らしを豊かにする…のではなく維新を倒すことが目的になっているような気がするので、タイトルとは別ものと考えています。

国会議員の話はさておき、往々にして手段が目的となっていることがよくあります。しいたけ夫は営業マンなのですが、営業の目的は「売上・利益の最大化」です。

仕事をする上で売上・利益の最大化を目的としているのに、そこに到達するまでの手段が目的となっていることがあります。

例えば売上・利益の最大化をするにあたり「営業訪問回数月20件」をその手段として決めることとします。そうした場合、売上・利益の最大化をするためにどう効率よく、見込顧客へアタックするかを考えるわけです。

ただそれが上からの指示であったり、やらされ感が強かったりすると「適当な顧客」にアポイントを取って、その月20件の訪問をこなそうと思うわけです。月20件達成できなければ、それはそれで上司から怒られるわけですから。(もちろんノルマ達成しなくても怒られるとは思いますが)

こういった目標は自分事に落とし込まないと大体上手くいかないですね。やらされの仕事は大体上手くいきません。そこからどう自分の中に落とし込んで、自分なりに行動できるかにかかっています。

その根本には他責の考えがあるので、自分の責任と思えない点があると思います。「上司から命令されたことだからとりあえずやっておこう」は基本的に社会人としてあってはなりません。

上司から命令されたことに対して自分事のことだと捕え、その命令に対しどれだけ自分なりの考えで行動出来るかが重要だと考えています。

基本的にしいたけ夫は「自責」で物事を考えます。何か失敗した時の理由を他人のせいにしないように心がけています。他人のせいにした時点で自分ではどうにも出来なくなるからです。

例えば進めていた案件が失注した時に失注した理由を「自身のアプローチの仕方が悪かった」と思うようにしています。もちろん外的要因はあるのですが、それを出し始めると改善がないので考えないようにしています。

物事を進める上で「手段」が「目的」に変わる人はその辺りの軸がブレている可能性がありますね。行き当たりばったりで仕事をしているとそういったことに陥りそうです。

基本的に目的は目的、その手段は手段で切り分けて考えるべきです。仕事で考えるのであれば職種ごとの最終目標ってある程度決まっているので、その目的に沿って自分の行動を決定していくことが重要です。

営業の仕事は正解がないので、アプローチの仕方も人それぞれ。最終売上・利益の最大化をするためにどうするか、他人事ではなく自分のこととして考え、目的からブレず行動決定していくことが肝心だと思っています。

しいたけ夫
しいたけ夫

それではまた!

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